バーチャル・リアリティ(VR) 2019 1 2

PS4 MotoGP18

 私は、オートバイの「MotoGP」(ロードレース世界選手権)を見るのが好きです。
20代の頃は、国内レースでしたが、
よく、サーキットに見に行ったことがあります。
 私は、バイクで走ることよりも、
エンジンなどのメカニックに興味がありましたが、
それでも、サーキットからレーシングマシンを見ていると、
「自分もレーシングマシンで走ってみたい」と思うことがありました。
 しかし、現実には、普通の人には無理です。
現代のレーシングマシンは、直線では時速350Kmに達しますが、
第1コーナーでは、時速70Km程度まで減速する必要があります。
 これでは、もはや天才でもない限り、
マシンをコントロールすることはできません。
 いくらサーキットでも、
時速350Kmの世界は、わずかなミスでも大事故の可能性があります。
その速度から急ブレーキで時速70Km程度まで減速するのは、
二輪車では驚異的とも言えるでしょう。
 しかし、今は、凡人でも体験することができるのです。
現代のコンピューター技術で、
バーチャル・リアリティの世界で、
自分がレーシングマシンに乗り、
サーキットを疾走することができるのです。
 「プレイステーション4」で、
「MotoGP18」というソフトウェアを使えば可能となります。
 多くの人は、このようなゲーム機では、
テレビのアニメのような映像だろうと思うでしょうが、
実際は、まるで写真のような精密さとなっています。
 今後、コンピューターのグラフィック性能がさらに向上すれば、
本物そっくりな映像、
まるで本物の世界に溶け込んでしまうような感覚となるでしょう。
 これは、ゲーム・ソフトウェアですが、
本物のライダーが、レースが始まる前に、
イメージトレーニングとしても使えるでしょう。
 また、これほど精密に再現できるならば、
新人パイロットの訓練にも使えるかもしれません。
 F-35ステルス戦闘爆撃機は、
コンピューターが空を飛んでいるようなもの、
あるいは、コンピューター・ネットワークが空を飛んでいるようなものと言われますが、
パイロットがF-35に搭乗する前に、
イメージトレーニングとして、訓練に使えるかもしれません。












































































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